作・絵:宮西達也
(金の星社 2008 年)
(金の星社 2008 年)
子どもは日々いろんな成長や表情を見せてくれます。笑った顔、泣いた顔、怒った顔、どんな顔も一人ひとり輝いています。この絵本に
はそんないろんな表情の子どもを愛するお母さんの気持ちが 1 ページごと
にギュッと詰まっています。ですが子育てに一生懸命で、しっかり育てなくちゃ!と頑張れば頑張るほど、子どもの成長と共に、困ったことや不安なことも少しずつ出てきます。子どもの育ちは思う通りに行かない、マニュアル通りには進まない、
という現実を目の当たりにしながら、お母さん自身も「ちょっとダメな自分」を許すことや、「自分自身をほめる」ことをぜひしていただけたらと思っています。
「今日はいつもより怒らなかった!」「いつもよりおかずが一品多く作れた!」
そんな小さな積み重ねでよいのです。そういう体験が多いほど、子ども にも自然に小さなことでもほめるコツがつかめてきます。100 点満点を目指さなくても、お母さんも子どもも「ありのままの自分が好き」 という気持ちがとっても大切だと思っています。
そんな小さな積み重ねでよいのです。そういう体験が多いほど、子ども にも自然に小さなことでもほめるコツがつかめてきます。100 点満点を目指さなくても、お母さんも子どもも「ありのままの自分が好き」 という気持ちがとっても大切だと思っています。
ほっと れもんてぃ保育士 齋藤麻美