作:内田麟太郎 絵:中村悦子
(PHP研究所2008年)
(PHP研究所2008年)
「お母さんになったら、こんなお母さんになりたい」・・・子どもが生まれる前、どんな
お母さん像を思い描いていましたか?そして、子育ての真っ最中の今、たくさんの
心配や不安、ちょっぴりイライラする気持ちも抱えたりしながら、「私ってダメなお母
さんかも・・・」など、思い描いていたお母さん像とのギャップに落ち込んでしまうことも
あるかも知れません。
では、子どもから見たお母さんは、一体どんなお母さんが「いいお母さん」なので しょうか。「怒らないお母さん」「優しいお母さん」だったら子どもが言うことを聞いてく れるのでしょうか。もちろんそんなことはなく、「いいお母さん」ではなくとも、子どもは お母さんのことが大好きです。たとえちょっと怒りんぼでも、おっちょこちょいでも、お 母さんがそこにいてくれるだけでいいのです。つないでくれる手の温かさ、病気のと きやつらいときに寄り添ってくれる安らぎ、我が子の名前を呼ぶときの声...。何気な い生活の1シーンの一つ一つが、子どもにとっては憧れであり、また誇りでもあるの だということに、この絵本は気付かせてくれます。人生の中で、人に誇りに思われ、 憧れられる体験というのはきっと数多くあることではないでしょう。ちょっぴり子育てに 自信をなくしてしまいそうな時、どうぞお子さんがお母さんを誇り・憧れと思う気持ちを思い出してみて下さい。そんな元気や自信をちょっぴりもらえる絵本です。
では、子どもから見たお母さんは、一体どんなお母さんが「いいお母さん」なので しょうか。「怒らないお母さん」「優しいお母さん」だったら子どもが言うことを聞いてく れるのでしょうか。もちろんそんなことはなく、「いいお母さん」ではなくとも、子どもは お母さんのことが大好きです。たとえちょっと怒りんぼでも、おっちょこちょいでも、お 母さんがそこにいてくれるだけでいいのです。つないでくれる手の温かさ、病気のと きやつらいときに寄り添ってくれる安らぎ、我が子の名前を呼ぶときの声...。何気な い生活の1シーンの一つ一つが、子どもにとっては憧れであり、また誇りでもあるの だということに、この絵本は気付かせてくれます。人生の中で、人に誇りに思われ、 憧れられる体験というのはきっと数多くあることではないでしょう。ちょっぴり子育てに 自信をなくしてしまいそうな時、どうぞお子さんがお母さんを誇り・憧れと思う気持ちを思い出してみて下さい。そんな元気や自信をちょっぴりもらえる絵本です。
ほっと れもんてぃ保育士 齋藤麻美