|ニュース一時預かり病後児保育ほっと れもんてぃフォトギャラリーアクセス
         *こちらのリンクボタンからは、あゆのこ保育園のホームページに移動します。


2010年12月1日水曜日

「嘔吐・下痢をしたときは・・・」


 冬期下痢症ともいわれるように冬に多く発症する病 気の一つに感染性胃腸炎があります。ほとんどがウイ ルスによる胃腸炎で、原因となるウイルスは何種類もあ りますが、代表的なものはノロウイルスやロタウイルスで す(通信 NO.16 参照)。

 嘔吐や下痢をしたときは、体内の水分が失われるた めに脱水に注意が必要です。頻回に嘔吐している場 合は、すぐに水分を摂取すると再度嘔吐してしまい、 お子さんにとって負担になる場合がありますので、しば らく時間をあけて(数時間)、少量の水分から摂取して みましょう。飲んで大丈夫な様子であれば、量を増や し、消化のよいものから食事をしてみましょう。下痢の 場合も、消化の良いものをとりながら、下痢の状態を観 察しましょう。おむつかぶれなどに対する皮膚のケアも 必要ですね。いずれも頻回な嘔吐・下痢、機嫌の悪さ や元気のなさが強い場合は、一度医師に診ていただ いたほうが安心ですね。 
 
水分や電解質の吸収率がよいといわれている“経口補 水液”をご家庭で簡単に作ることができます(湯ざまし 1L に砂糖大さじ4と 1/2、塩小さじ 1/2)。ご利用くださ い。 


あゆのこ保育園 保健師 山室八潮