作:ノルベルト・ランダ
絵:ティム・ワーンズ
(ブロンズ新社 2011 年)
絵:ティム・ワーンズ
(ブロンズ新社 2011 年)
くまくんとうさぎくんはとっても仲良し!食事をするのも、寝
るのもいつも一緒です。でも、ある日二人が見つけた“不思
議なきらきら”が、どちらのものかということで主張が食い違
い喧嘩をしてしまいます。はじめのうちはぷりぷりと怒ってい
たくまくんとうさぎくんですが、次第に一人でいることが寂しく
なってきて、どうしたら仲直りができるかと考えます。
“喧嘩”という言葉を聞くと何となくマイナスのイメージを思 い浮かべてしまいがちですが、ちょっと見方を変えてみる と、そればかりではない、ということにこの絵本は気付かせて くれます。気持ちを思い切りぶつけ合えるということは、お互 いの気持ちを知り、育ちあう機会を得ているというと。そんな 風に考えると“喧嘩”は子どもの成長には欠かせない、とても 大切なことなのですよね。わが子がなかなか仲直り出来ない 場面に出合ってしまうと、親としては焦ってしまうこともあるか もしれません。でも、即結果を求めるよりも子ども自身が納 得をして解決に至るまでの心の動きや過程が一番大切なの かもしれません。
“喧嘩”という言葉を聞くと何となくマイナスのイメージを思 い浮かべてしまいがちですが、ちょっと見方を変えてみる と、そればかりではない、ということにこの絵本は気付かせて くれます。気持ちを思い切りぶつけ合えるということは、お互 いの気持ちを知り、育ちあう機会を得ているというと。そんな 風に考えると“喧嘩”は子どもの成長には欠かせない、とても 大切なことなのですよね。わが子がなかなか仲直り出来ない 場面に出合ってしまうと、親としては焦ってしまうこともあるか もしれません。でも、即結果を求めるよりも子ども自身が納 得をして解決に至るまでの心の動きや過程が一番大切なの かもしれません。
ほっと れもんてぃ 保育士 小島真由美