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2013年5月31日金曜日

2013年5月28日(火) ミニ食育講座「手づかみで食べよう」を開催しました。

ご参加して下さった皆様、ありがとうございました。

~今日のメニュー~
 ごはん、鮭の味噌マヨネーズ焼き、キャベツサラダ、すまし汁でした。
(写真は12~18ヶ月頃のお子さんの食事量です。)


ご参加されたお子さんは1歳~15ヶ月のお子さんでした。


栄養士から手づかみ食べについてお話ししました。

 
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離乳食の進め方の目安(12ヶ月~18ヶ月頃)
 
離乳食の回数
13
離乳食の固さ(調理形態)
歯ぐきで噛める固さ
一回あたりの量
I
穀類
軟飯90g~ご飯80g
Ⅱ群
野菜・果物類
40g50g
Ⅲ群
15g20g
または 肉
15g20g
または 豆腐
50g55g
または 卵
全卵1/2個~2/3
または 乳製品
100g

※上記の量は、あくまでも目安であり、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて、食事の量を調整する。
※成長曲線のグラフに、体重や身長を記入して、成長曲線のカーブに沿っているかどう確認する。
(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」より)


咀嚼の発達の目安について(12ヶ月~18ヶ月頃)
◆1歳前後で前歯が8本生えそろいます。奥歯が生え始めますが、噛む力はまだ強くないので、歯茎で噛むつぶせる硬さ(肉だんごくらいが目安)にしましょう。
◆口へ詰め込み過ぎたり、食べこぼしたりしながら、一口量を覚えていきます。
◆手づかみ食べが上手になるとともに、食具をつかった食べる動きを覚えます。

手づかみ食べ
 手づかみ食べは食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動であり、接触機能の発達の上で重要な役割を担います。
 手づかみ食べが上手にできるようになると、手指の発達が促され、食具が上手に使えるようになります。また、この時期は「自分でやりたい」という欲求が出てくるので、“自分で食べる”機能の発達を促す良い機会となります。

~園ではこんな工夫をしています~
手でつかみやすいように、ご飯をおにぎりにする、野菜の切り方を大きめにするなど調理の工夫をしています。
前歯を使って自分なりの一口量を噛みとる練習のため、野菜スティックなど大きめの食材を用意しています。
食べ物は子ども用のお皿に、汁ものは少量入れたものを用意するなど、こぼしても良いようにお変わりを用意しています。
汚れても良い環境を整えています(食事用エプロンやテーブルの下にビニールシートや新聞紙を敷くなど、後片付けしやすい環境を整えると良いでしょう)。
お子さん自身が自分で食べることを尊重して、お子さんの食べるペースに合わせています。
お腹が空いている状態で食事が食べられるように、たっぷり遊び、食事のリズムを整えています。